VRMLの進化系

次世代VRMLであるX3DのJavaツールキットです。

VRMLの進化系

Xj3D ロゴ

XMLやAjax、RSS…様々な新技術が生み出されていく中で、幾つかの技術は忘れ去られていく。日進月歩の進化を見せるインターネット技術では特にそれが凄い。

多少気を緩めると(勿論本人たちは緩めている気はないだろうが)あっという間に時代から取り残されてしまう。時代を先取りし過ぎても問題だし、多少遅れてもいけない。とてもシビアだ。ふとそんな事を思ったソフトウェアだった。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはXj3D、Extensible 3D(X3D)のツールキットだ。

X3DはかつてVRMLと呼ばれた技術で、WWWや放送向け3D技術だ。スクリプトを組む事で、任意の位置で物体を見る事ができる。昔、Macintoshを使っていた頃にQuickTime VRで見た覚えがある。

X3Dのファイル自体はテキストファイルであり、そこに簡単な(?)プログラムを作る。それをビューワーを通す事で、3Dとして見る事が出来る。尚、Windows/Mac OSX/Linux用それぞれが用意されている。

サンプルは『X3D versions of VRML 2.0 Sourcebook Files』等で見つける事が出来る。尚、動作はかなりのメモリを消費するのでご注意いただきたい。