カテゴリ管理という概念

PHP+MySQLの組み合わせのWikiエンジンです。カテゴリと言う概念を取り入れています。

カテゴリ管理という概念

ふと気付くともう土曜日。木曜日か金曜日辺りが飛んでいるんじゃないかと思うほどだ。そして土曜日は恒例のウィキデーになる。最近、少しキワモノが多かったので、本日はスタンダードなWikiエンジンを紹介したい。

最近、Taggingと呼ばれるデータ管理法が注目されている。一つのドキュメント(または何か)に複数の属性(タグ)を持たせて管理する方法だ。ディレクトリ型に比べると煩雑に見られるが、破綻しづらい。本日紹介するWikiエンジンはそれともちょっと違うデータ管理手法を提案してくれる。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはWikkiTikkiTavi、PHP+MySQLによるWikiエンジンだ。

インストール時にはPerlをコマンドラインから利用するので、ちょっと上級者向きかも知れない。主な機能はDiff、各言語対応(日本語はなし)、XHTML対応やマクロなど。正直ここまでは大抵のWikiエンジンが対応している範囲だろう。

特徴的な機能を二つ挙げておこう。一つは更新時のセキュリティコード入力。これが右上にテキスト(アスキーアート風)に出てくる。UとVの区別が難しく、慣れるまで何度も間違えるかも知れない。

そしてカテゴリ管理だ。これはページの中に、リスト化しておきたいページ名を[[Page1,Page2,…]]のように記述しておくとそれらが一覧表示される機能だ。逆にページ編集の際にカテゴリに登録することも出来る。お気に入りのようなものだと言えば良いだろうか。

カテゴリの管理は触ってみると面白い方法だと気付くだろう。情報が混沌とする中で、ピックアップして管理する…他にも応用できそうな概念だ。