省力化のススメ

JUnit用のテスト・シナリオツールです。

省力化のススメ

JUnitScenario ロゴ

テストファーストは大事な姿勢ではあるが、用意に時間がかかり過ぎてはいけない。テスト用のコードにバグがあったり、動作に至るまで悩んでいたら目も当てられない。

テストと言っても単体レベルのテストもあるし、負荷テストもある。徐々に値が変化するシステムであれば、繰り返しテストもあるだろう。テストを実行するまでの時間は出来るだけ短縮すべきだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはJUnitScenario、JUnitのテストをシナリオ化できるツールだ。

シナリオはXML形式で記述される。テストケースの順番や、実行数、繰り返しの回数などを設定すれば、それに基づいてUnitテストが実行される。

現時点ではバージョンが0.1であり、今後テスト結果のデータベース保存、結果のグラフィカル化、Eclipseプラグインの開発等が行われるようだ。但しその際にはリファクタリングが必要のようだ。

Unitテストを用いたテストの自動化は随分浸透してきたように思える。しかしまだまだ自動化する余地はある。重要ではあるが見過ごされがちなだけに、どんどん自動化、省力化を進めて欲しい。