世界に向けて発信

Perlで開発されたリポジトリ構築ソフトウェアです。

世界に向けて発信

最近は大学発のベンチャーが増えてきている。自分達の研究結果を基に、新しい価値を生み出そうとしている。日常の改善でビジネスを立てる事もあるが、やはり全く新規の価値を生み出すには研究は欠かすことができない。

それらの研究結果はドキュメント・リポジトリによって管理、公開される。今やインターネットを使って即座に世界に向けて情報発信できるようになっている事を考えると、ちまちま自作でHTMLコーディングなどせず、リポジトリの活用が重要になってくる。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはEPrints、リポジトリ構築ソフトウェアだ。

こう言ったリポジトリ・ソフトウェアの場合の重要要素になるのがが対応形式の数と、検索機能だろう（勿論、他にもあると思うが）。EPrintsでは各ライブラリを使ってテキスト抽出を行い、インデックス化する方式をとっているので、xlhtmlやppthtml等のコマンドを組み合わせる事で対応形式を増やすことが出来る。

Perl・オブジェクト指向を取り入れ、できるだけ分かりやすく開発されている。これは各地域によって異なる状況、歴史を踏まえ、カスタマイズしやすくするための措置だ。

学術、研究と言った分野では是非こうしたオープンソースの活用を進めて貰いたい。リポジトリを構築する自体は本来の目的ではないし、更に一様の仕組みが出来上がれば次の進化すら見えてくるからだ。