DBの代わりにXML

XMLファイルをデータに利用するCMSです。

DBの代わりにXML

XMLNuke ロゴ

Webアプリケーションと言えば背後にはデータベースと言える位、お互いの親和性は高い。だが、それらが障壁になってしまうケースも多々ある。

簡易的なデータベースになりえるものとして、XMLが存在する。DOMなどを利用しツリー構造で操作可能だ。設定ファイル等だけでなく、もっと広く利用されてもおかしくない。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはXMLNuke、XMLを利用したCMSだ。

最大の特徴はデータベースを必要としない事。XMLファイルがデータを保持している。それとXSLTを組み合わせて出力を行う。もちろん、キャッシュにも対応している。

エンジンはASP、C#、PHP、そしてJava版が存在する。環境に合わせて選択できる。国際化にも対応し、更に複数サイトの立ち上げにも対応しているのが良い。

問題点として、モジュールは少なくゲストブックとページを友人に送る、認証とテーマ選択などだけだ。これでは十分な活用は難しいかも知れない。だが、今後の発展が期待されるCMSなのは間違いない。