jfcUnit
GUIのユニットテスト
Java GUI用のユニットテスト・フレームワークです。
GUIのユニットテスト
最近、GUIのアプリケーションの開発案件がめっきり減っている。時代の流れと言えばそれまでだが、ちょっと残念だ。Webアプリケーションに比べてリッチで、且つ自由度の高さが売りなのだが、他の欠点の所為であまり取り上げられなくなってしまっている。
開発面から言えば、その自由度があってテストが煩雑になりやすい。画面規定などで制限できていればまだしも、個人の裁量に任せてあると同じ仕様でも画面が全く異なる。更にアクションが予期していない場所に設定されていると言った事もある。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはjfcUnit、Java GUIインタフェース用のテスティング・フレームワークだ。
やはりその自由度の高さもあって、サポートする動作も多い。マウス操作、キーボード操作、そしてドラッグアンドドロップ等。そしてコンポーネントを名前(または順番)で指定してテストを行う。
テストケースを書く利点の一つが、ユニットテストが出来る開発を行うようになる事だ。また、動作仕様が明確になると言うこともある。煩雑になりがちなGUIであれば更にそれが利点になり得るだろう。
ただ個人的にはことGUIに関しては開発中にテストケースを書くのは大変な気がする。入り口として、一度リリースないしコミットした段階で作り、その後の仕様変更やJavaやSwingのバージョンアップ時の検証に利用するのが良いのではないかと思う。