ActiveBPEL
BPELの本質
オープンソースのBPELエンジンです。
BPELの本質
新しく覚えておくべき単語だ。BPEL、Business Process Execution Languageの略語だ。簡単に言うと、ビジネスプロセスをWebサービスを通じて記述するための言語だ。
Webサービスはキラーコンテンツが出てこず、あまり普及していない気がしていたが、徐々にこうやって取り上げられてきているようだ。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはActiveBPEL、オープンソースのBPELエンジンだ。元々商用ソフトウェアであり、その点では品質に信頼が持てる。
こうした動きはもっと普及してくれると良い。やはりプログラム中にビジネスロジックが記述される方法では、刻々と変わるビジネスに対応しきれない。更にSCMなど他社との連動が加わると、お互いのインタフェースが重要になる。
BPELを使いこなす重要な要素は、業務分析にかかってくるだろう。これが失敗すると、ビジネスの変化がプログラムの変化に即繋がってしまう。粒度が細かすぎればユーザへの負担が大きくなるし、粗ければエンジン自体無意味になってしまう可能性がある。
いずれにせよ、まだ新しい技術(概念)ではある。目先の新しさに流されるのではなく、新しいからこそ今の内に本質を抑えておく事が重要だ。