ユーザ寄りのGIMP

GIMPにPhotoshop風のメニュー、インタフェースを持たせたソフトウェアです。

ユーザ寄りのGIMP

GIMPshop ロゴ

Adobe社がMacromediaを買収した。まさかこの二つの巨大企業が一緒になるとは思いもしなかったが、これによりAdobe社には眼前の敵がいなくなった感がある(次なる敵は独禁法だろうか)。

幾つかの競合製品は集約される方向に向かうだろうし、消費者は重大な決断を迫られる事になる。Adobeに乗り換えるもよし、はたまたこんな選択肢はどうだろうか。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはGIMPshop、オープンソース界のPhotoshopとも言えるあのGIMPにPhotoshop風のインタフェースを持たせたソフトウェアだ。

GIMPで良く話題にされる、インタフェースの悪さ(これはPhotoshop等の代表的ソフトウェアに慣れている所為もあるだろう)。これを一蹴するべく作られている。元々Mac OSX版が提供されていたが、現在はWindows版も提供されている。他のOSでもコンパイルできるとの情報もある。

MDIのように見えるが、実際にはそうではないので、パレット等は別なウィンドウになっている。その点で若干戸惑うかも知れないが、慣れれば大した事はない。また、文字列で日本語の記述、フォント指定も可能だ。

GIMPは非常に優秀なソフトウェアだけに、扱い勝手の悪さでユーザから敬遠されてしまうのは勿体無い。ユーザ寄りになったGIMP、お試しあれ。

※修正:Dreamweaver→Macromedia(2005年05月08日)