付加価値の場所

Mac OSXに特化したMozilla系ブラウザです。

付加価値の場所

Camino ロゴ

もしあなたがMacを使っていたら、ブラウザは何を使っているだろうか。デフォルトのSafari、Opera、そしてFireFox(またはMozilla)…そこに第三(第四?)の選択肢の登場だ。

FireFoxやOperaのように、各OSごとの違いを吸収し、提供されているのも利点はある。だが折角Mac OSを使っているのだから、OSに合わせて欲しい面もある。そう考えるとSafariは最もOSに近い関係にあると言える。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはCamino、Mac OSXのために提供されるブラウザだ。

基本はGeckoエンジンなので、MozillaやFireFoxと同じレンダリングとなっている。インタフェースや操作感がMac OSXに特化しているのだ。

まだ開発中ではあるが、タブやポップアップブロック等の基本的機能は実装されている。また、Mozilla系では唯一のキーチェーン機能もある。だが何と言ってもMac OSXならではの洗練されたインタフェースが良い。

インタフェースの共通化は、Javaなどのプラットフォームの共通化と違い、便利な反面特徴を消してしまう可能性もある。多少なりとも特化したほうが、ユーザは付加価値が感じやすい。