Pivot-Blacklist

ブログの世界にもスパムがやってきた。最近聞く所ではWikiにさえその手が及んでいる。現在、防止措置が様々な方法によって取られつつある。

代表的な方法としては登録制、ベイズ理論、そしてブラックリストだろうか。登録制はコミュニティの敷居を高くしてしまう可能性やスパム用のアカウントが取られてしまう可能性がある。

ベイズ理論やブラックリストは初めの勉強期間が必要だ。しかし、所詮スパムはスパムなので、勉強内容を共有できるのが最も確かなのではないだろうか。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはPivot-Blacklist、ブラックリスト形式のスパムフィルターだ。最新情報をサイト上で共有する事でスパムをフィルタリングできる。

オープン・アレキサンドリアの利用しているNucleusからはプラグインが開発されているので簡単に導入できる。実際、利用している所ではスパムがなくなっている（ログは取れていなかった…なので防げているのか、それともスパムが来ていないだけなのかは分からない）。

普及しているWeb技術がある限り、スパムの数は減らないだろう。しかも確実に進化している。だが、だからと言って放置して良い訳ではない。スパムは防ぎ、そして無くすべきものなのだ。