湯島レコード

今年注目の業界は?

湯島レコード ロゴ

日本の音楽業界は欧米のそれに比べて閉鎖的、且つ時代の流れに沿っていないと感じてしまう。CD逆輸入の規制期間であったり、ダウンロード販売に対する考えがどうも消費者を見ているとは思いがたい。

インターネットを利用した音楽業界への新しい動きは、必然的に行われている。恐らく抗ったとしても最終的には始まってしまうだろう。であれば新しい波を公正に判断し、その中で新しい利益を考えて欲しいのだが、今の体制ではそれも難しいようだ。

本日紹介するのはソフトウェアではない。完全なるオープンライセンスの下で作品を発表するレーベル、湯島レコードだ。著作権はアーティストに残り、利用は商用・非商用を問わず行う事が出来る。

任意団体「Open Creation Movement」が提唱するライセンス形態、OCPLがある。その中にあって全ての権利を開放したものがOCPL00000(ゼロ・ストレート、通称ゼロスト)と言う。これを専門に扱うレーベルが湯島レコードなのだ。

現在参加している大物アーティストとしては「ROLLY」「EBBY」「hkstyle」等がいる。インディーズ向きのライセンス形態ではあるが、やはりこう言った有名なアーティストが参加してくれるのは知名度を上げる上でも有効だろう。

iTune Music Storeも今年の春には始まるとの事であるし、今年の音楽業界は去年のプロ野球業界のように嵐が吹き荒れるかも知れない。

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