DBDesigner

管理するものを管理する

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最近のWebアプリケーションの開発で、データベースを利用しないものは殆どない。勿論、あえて利用しないものもあるが、多量のデータを扱うとなればその容易性、信頼性から利用せざるを得ない。

データベースの正規化を通じて、ちょっとしたシステムでも10や20のテーブルを越える事は少なくない。社内向けの業務システムになれば100や200はいくだろう。そうなると必須になるのがデータベースの構造の管理ツールだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはDBDesigner、各種データベースに対応した構造管理ツールだ。基本はMySQL、Oracleなどだが、ODBCにも対応しているのでPostgreSQLの構造を扱うこともできる(データの編集などではエラーが出てしまったが)。

テーブルの設計は勿論、データの修正もこのツール上で行うこともできる。リレーションの設定もできるので、対応データベースを扱っているのであれば是非利用してみて欲しいツールだ。

データベースが大規模化するにつれ、全体像の把握はどんどん難しくなっていく。更に複数のシステム担当者が合わさる事で、同じような意味合いのテーブルや、データの多重化等、幾つかの問題も出てくるだろう。DBDesignerを利用し、まずは現状の把握を行って欲しい(リバース・エンジニアリング機能がある)。

データベースは企業にとって最重要の情報資産だ。だからこそ効率的に活用し、新たなる価値を見出していって欲しい。

http://www.fabforce.net/dbdesigner4/