S5

内容、そしてテクニック

S5 ロゴ

プレゼンの資料はシンプルな方が良い。正直、ごてごてしたものは見る気がしない。端的に、且つ明確に、起承転結を持って訴えかけるものこそが良い。

かの頭脳集団、アクセンチュアの本を読んだ際にも同様の指摘があった。アクセンチュアでは更に、グラフは白黒を基本としているらしい。白黒ではっきりと分かるものが描けてこそ、プロだと言う事だ。グラフィカルはそこら辺を曖昧にしてしまう悪い所がある。

そんなこんなで、PowerPointはあまり好きではない。テキストベースでてきぱき書けて、一発変換と言うような仕組みがあればな、と思っていた。以前SmartDocでMagicPointと言う仕組みをやろうとしたが、Windowsでは上手くいかず頓挫してしまった苦い思い出がある。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはS5、XHTML+CSS+JavaScriptで作成されたプレゼンテーションだ。とにもかくにもまずはデモを見て欲しい。これが上記の3つで作成されているとは誰が思うだろうか。

何と言っても凄いのは、テキストベースで作成されている点だ。作り手としては内容に特化できる。配置が重要でないと言うつもりはないが、それも単純化する事で見易さを追求する事が出来るのだ。

プレゼン資料はもっともらしいものを作成するまでに何回か失敗することもあるだろう。S5はテーマと言う仕組みで全体像を共有化することが出来る。要は中身なのだ、中身で勝負するためにもS5は心強い味方になってくれるはずだ。

http://www.meyerweb.com/eric/tools/s5/