Owl Intranet
Owl Intranet
知識の体系化
コンピュータが複数台集まると、ファイル共有が生まれる。サーバを立てる方式か、各人が共有フォルダを用意する。必要な時に見、必要なファイルを得る事が出来る。
人数が増えると大抵サーバを立てる方式へと移行するが、基本は変わらない。そして数年が経過すると、誰かが言い始める。「現状は破綻した。改めて整理しよう」と。
なぜそう言った事態になるのだろうか。それは決まったルールに則って勧められていないからだろう。それによってファイルを共有して業務に役立てるつもりが、単なる雑多なファイル置き場へと変貌してしまう。更に言うと、ファイルやフォルダの説明が一覧表示出来るようでないと、同じような名前や、昔に作ったファイル等は何が何やら分からないといった事態に成りかねない。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはOwl Intranet、ファイルやURL等、共有情報を管理するためのソフトウェアだ。デモを見てもらえれば使い方は概ね分かってもらえるかと思う。
ファイル共有には概ね三つの種類が存在すると思われる。一つはインターネットからダウンロードしたファイル等、一つは帳票等、そしてもう一つは資料等だ。Owl Intranetはその内、資料やダウンロードしたファイルの管理に向いているような気がする。帳票は今までのファイル共有サーバに上げつつ、URLを保存しておくのがベストではなかろうか。
お勧めはOwl Intranetをナレッジ・マネジメントツールとして利用する方法だ。資料とそれの説明文を一気に管理できる。必要な情報が体系的にまとめられる、そこから新たな企業価値が見出せるのではなかろうか。