Kahua

S式で行こう

Kahua ロゴ

Windowsで利用しているxyzzy、Linuxで利用しているEmacs、多少の相違はあるがどちらもLispの系統で拡張可能だ。それだけにLispと言う言語を覚えたいなぁと思いつつもお流れになってしまっている。

以前紹介したLispのScheme処理系にGaucheがある。特徴としては無駄のない美しさ、そして強力な表現力となっている。そんな言語がアプリケーションフレームワークを生み出した。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはKahua、継続ベースのアプリケーション・フレームワークだ。継続と言う単語は、なんでも継続で開設されているので見てみて欲しい。

Kahuaの特徴はS式を基本データ形式としている所だ。そのため、データと手続きを区別することなくエレガントに統合することが出来る。

Kahuaで作成されたデータはGaucheで開発されたデータベースに格納される。システム全体がLispで統合されている分けだ。

更に言えばリッチクライアントへの対応、Webアプリケーション開発への適用も出来るとの事。かなり大掛かりなプロジェクトだ…と思ったらそれもそのはず、2003年のIPA「オープンソフトウエア活用基盤整備事業」として支援を受けるに至っているのだ。性能、内容ともに納得だ。

http://www.kahua.org/