WinMerge

比較してみよう

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Diffはシステム開発に携わっている立場にある人なら一度ならず聞いた事がある単語だろう。あるファイルとあるファイルの違いを現す機能だ。今回の修正が前回と何処が変わったのか、教えてくれる。

特にCVSなどのバージョン管理システムを導入していると利用する事が多々あると思う。現在と最新のリビジョンの比較や、以前のリビジョン同士で比較するような作業だ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはWinMerge、Diff用のソフトウェアだ。この種のソフトウェアで有名なのはExamDiffだと思うが、それの対抗馬になる。

設定なのか、CVSでEUCのソースを保存している時はExamDiffが文字化けを起こすのだ。今はnkfを通すやり方で回避しているが、これだとDiffを見ながら修正しても反映がリアルタイムではないと言う問題が生じている。

WinMergeではこの問題は発生しないのだろうか…試してみる予定だ。もし出なければ間違いなく乗り換えるだろう。後はExamDiff Proにあるディレクトリの比較機能があれば…なんて思ったらあるようだ。これは間違いなく乗り換えろと言っている。

最近のWindowsアプリケーションは大抵バイナリのファイルを出力する。バイナリの比較にDiffは難しいが、メモ帳などのテキストファイルであれば相違点の比較などで一般ユーザでも利用は可能だ。是非ご活用いただきたい。

http://winmerge.sourceforge.net/