The SWORD Project

インターネットと聖書

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世界で最も読まれている書物といえば聖書。私自身はクリスチャンではないが、そんな私でさえ研究のため一冊持っている。海外のホテルに行けば、大抵枕元に置いてあるだろう。

そんな聖書に対する研究はずっと昔から脈々と行われてきた。分厚い文書を何冊も広げ、一語一語の意味を解釈していく作業だ(恐らく)。解釈のパターンはそれこそ数えられない程あり、神の言葉の真意を探っていく。

コンピュータの登場はそれらの作業を劇的に変化させた。必要な本をデータ化する事で、高速な検索・ルーティーン的作業の緩和・書物を要しない等、煩雑な作業が大幅に進化した。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはThe SWORD Project、聖書研究のためのソフトウェアを作成するツールを提供しているプロジェクトだ。

聖書のテキストだけで各言語、各訳者別に170近く登録されている。日本語がないのが非常に残念ではある。これらを実際のソフトウェアを提供する事で、更に研究が盛んになれば救われる人々も増えるのだろう。

Wikipediaもそうだが、知識の集積は非常にインターネット向きの作業だ。グローバルな知識は特にそうだ。どんどん参加して盛り上がって(?)いって欲しい。

http://www.crosswire.org/sword/index.jsp