Open Laszlo
Open Laszlo
次世代インタフェースの戦い
VB・VCの時に痛烈に感じたのは、インタフェースの良し悪しでユーザの受ける心象が随分変わる事だった。細かく言えばTabキーを押した順番や、フォームの色も含まれる。
サーバサイドのアプリケーションが流行るに連れ、ユーザインタフェースをデザイナの人達に任せられるようになった。更に、画面構成要素自体がリッチでないために画一的な画面にならざるを得ないのも利点になってしまっている。
現在、ユーザインタフェースのリッチさを求める動きは続いている。かと言ってあのVB・VCでフォームを作っていた作業をFlashなどでやるのは全時代的な感じがしてならない。もっと編集容易な、プログラマブルなインタフェース生成技術が必要だとずっと感じていた。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはOpen Laszlo、XMLを利用したサーバサイドのFlash生成ソフトウェアだ。アプリケーションサーバであるLaszlo Presentation Serverと、専用の言語であるLZX 言語とで構成される。
インタフェース部分がFlashとして切り出せれば、後はRemotingによって様々な言語との連携が図れる。Laszlo社がオープンソースで提供してくれるようになったのは非常にインパクトが大きいと思われる。
次世代のインタフェースを巡る競争は今後も続くと思われる。だが、Flashが一二歩先んじている事は間違いない。