GForge

プロジェクトを成功させよ

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恐らくここを訪れる人であれば誰でも知っているSourceForge、オープンソース・ソフトウェアを開発する際のネットワーク型開発プラットフォームとも言うべき存在、あの有名なSourceForgeだ。

オープンソース・ソフトウェアの開発はネットワーク型である。ビジネスから離れて行われるため、仕様書を起こしてから開発する事もあまりないし(それを仕事にしている場合は勿論別)、直接顔をつき合わせて打ち合わせ…と言うものでもない。CVSとフォーラム、IMなどを組み合わせて小さいものから徐々に機能拡張して作り上げていく場合が多い。

SourceForgeはそういった開発の形に合わせて進化してきた。勿論ドキュメント管理機能もあるので仕様書を組み合わせた開発でも向いている。但し会って綿密な話し合いをもって開発すると言うよりも、拠点間でネットワークを通じて話し合って開発を進める場合にお勧めできる。且つ、最近はそういう開発形態のほうが多いのではないだろうか。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはGForge、オープンソース版SourceForgeだ。SourceForge自体オープンソースなのだが、機能拡張版はクローズドになっている。GForgeはオープンソースだったver. 2.61を元に開発を続けている。つまり基本はSourceForgeと同じものなのだ。

プロジェクト管理は経験則によるものが多い。トライアンドエラーを繰り返す事で、徐々に形になっていくものだ。ソフトウェアも同様で、様々な経験が合わさって、徐々に改善・機能拡張が行われて形になる。GForgeはその意味で商用ソフトウェアに引けを取らない経験が組み込まれていると言える。

プロジェクト管理の手法は様々にあるが、基本は一つだ。成功するか否か、それしかない。今まで失敗していて、成功したいのであれば何らかのツールの導入を検討しよう。GForgeは選択肢の一つとして、十分考えられる存在だ。

http://gforge.org/