RNA
RNA
情報の奔流を乗り越える
最近話題のSEO(検索エンジン最適化)。アクセスログ、サイトの構造を分析し、更にユーザビリティを高くしていく。オープン・アレキサンドリアについても同様だ。
検索エンジンからのアクセスが多いのは元々だが、特に注目すべき点は「はてなアンテナ」からのアクセスだ。更新チェックが出来、RSSと違ってHTMLでも確認できる点が敷居が低く、使いやすいのだろう。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはRNA、RSSベースのアンテナだ。一種のRSSアグリゲータだが、更に幾つかの機能が付け加わっている。
RNAの開発元、semblogはglucoseと言うRSSを利用したアプリケーションを開発している。RNAはそれとも連携できるアプリケーションである。glucoseはアグリゲータとして良く出来ており、私も利用している。
RNAはFOAFと言う技術も取り入れている。これはRDF/XMLを使った知人ネットワークと言うべきもので、自分の友達リストを作成する事で意外な知人へと繋がっていくプロジェクトだ。ハッシュ化したメールアドレスを元に、接続されていくこの試みはソーシャルネットワーキング的発想だ。
RSSはまだ発展途上にあり、アグリゲータについても更に発展が求められている。Webベース、GUI、ブラウザプラグイン…様々な形態が取られる中、アンテナと言う位置付けが登場した。アンテナは便利なのだが、RSSアグリゲータを利用していると情報源が増えて面倒になる。RNAを通じてまとめてしまうのは、有りだ。
情報源は様々に増え続けている。情報の奔流に流されてしまわぬよう、自分に合った情報収集法を見つけ出そう。