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淘汰の時代を乗り越える

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いつの時代もそうだが、時代の先端を担う技術はその参入障壁が低ければ低いほど乱立し、飽和し、そして淘汰される。インターネット・サービスについては特にそうだ。参入障壁が非常に低く、ノウハウも真似されやすい。

そんな中、勝ち残る要素とは一体なんだろうか。かつては先駆者有利と言われたが、そうは思えない。後から参入しても十分勝っている企業は多い。確かに有利かも知れないが、持続性は保証されていないと言う所か。更に全く新しいサービスだと認知コストが高くつく場合もある。そうなると後発の方が実は有利な場合もあるのだ。要はそのサービスがユーザにとって気持ちいいものかどうかだろう。

ブログサービスについても来年以降、淘汰の時代が来ると予想される。今年一年で随分サービスが確立した。恐らく統合的なサービスで10は越えるだろうし、更に隙あらば参入してくる企業・団体もあるだろう。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはPUBLOG、オープンソースのブログスペースを提供できるソフトウェアだ。勿論、自分で書く事も出来るが基本は大勢が参加してサイトを作り上げる事にある。企業が提供しているブログサービスのオープンソース版的位置付けだ。

機能はアップローダ、HTMLメルマガ配信、投票、アクセス解析等など。はっきり言ってこれらはそれ程珍しい機能ではないように思える。やはり最も売りなのは2ちゃんねるのsnapshot機能との統合だろう。あの巨大掲示板、2ちゃんねるのデータが利用できる(しやすい)とあるのは優位な点に思える。更に2ちゃんねるの人たちが開発に関わっているとあって、様々なアイディアが盛り込まれやすいと言うのも良い。

掲示板もブログも、基本はコミュニティにある。掲示板における金字塔を打ち立てた2ちゃんねる。PUBLOGもその血を受け継ぎ、あっと驚くサービスへと発展するに違いない。

http://publog.net/