Confluence
Confluence
Wiki on J2EE
企業内での情報共有はどのように行われているだろうか。文書レベルにもよるが、Wikiを使った共有システムが最近の流行だ。既存文書の修正にかかるコスト、同じ説明を複数の文書に渡って行ってきた手間を一気に削減してくれる、素晴らしいシステムだ。
Wikiと言うとPukiwikiやYukiWiki、RWiki等いわゆるLL(Lightweight Language)がメインになっている感がある。しかし、別に他の言語では出来ない訳ではないし、他言語には他言語の、更に優れた仕組みが活かされているのだ。
本日紹介するソフトウェアはConfluence、J2EEベースのWikiシステムだ。料金はかかるのだが、オープンソース・プロジェクトや学術レベル・非営利での適用であればフリーで利用する事が出来るらしい(申請は必要)。
Confluenceでは更に細分化されたセキュリティ機能などが付随している。一つのWikiで全員と言う考えではなく、あくまでもグループ単位での情報収集、構築を目指しているのだ。これは企業レベルであれば非常に嬉しい。実際、ある特定のグループについてのみセキュリティの指定をするのが難しいのだ。
Wikiシステムが情報共有のインフラとして根付くのは時間の問題であるし、既にその動きは始まっている。大抵のオープンソース・ソフトウェアは今、ビジネスレベルでの対応と言う点について頭を悩まし、伸び悩んでいる。Confluenceはその意味では頭一つ抜け出していると言える(ただ、Confluenceはビジネスレベルでの運用では有料ですが)。