Accessibility Toolbar
Accessibility Toolbar
Webアクセシビリティを身近に
インターネットは瞬く間に普及している。それこそ社会全体を一気に飲み込む勢いだ。これまであった生活が一新され、便利に、且つ素早く展開されるようになっている。が、これは健常者である我々の感性によるのかも知れない。
Webアクセシビリティが持ち出されるようになっているが、これは社内にインターネットと言う単語が溶け込んでいる証拠なのかも知れない。老若男女、健常者も障害者も全ての人達にとって使いやすいインターネットでありたいものだ。
但しバリアフリーと言う単語さえ、ここ5年位に出てきた話だ。ぽっと出てきたインターネットの中で、何がWebアクセシビリティに繋がるのかなんてはっきり理論立っていえる人はいるのだろうか。それこそ、トライアンドエラーの繰り返しではなかろうか。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはAccessibility Toolbar、IEのプラグインとしてWebアクセシビリティを確認できるソフトウェアだ。他にもHTMLやCSSの検証、イメージのalt属性表示など、他の用途でも役立つであろう機能が盛り込まれている。
特に興味深いのは各症状によって実際のWebページがどのように表示されるかを検証できる機能だろう。緑内障の場合は殆ど見る事が出来ない。このような場合、我々はどのようなサイト構成にすべきか、真剣に検討する必要があるだろう。
本来、インターネットで果たすべき目的として、障害者がより便利に生活できる手段を提供する事があると思う。ECサイトなどを通じて、買い物については幾分便利になったかも知れない。だが、まだ出来る改善点は多い、Accessibility Toolbarはそんな現実を教えてくれるツールだ。