WinSCP

次なるセキュリティ

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Windowsにしても、Linuxにしてもセキュリティ・ホールは尽きる事無く存在している。特に外部とのデータやり取りが発生するサービスに対してのバグは致命傷に繋がる恐れが多分にある。

そういった常に続く恐れに対しての答えの一つになり得るのが余計なサービスは実行しないと言うことだ。コンピュータが動作するから、隙を突かれるのだ。動かざるとき、そこに問題発生の可能性は極力無くなるのは間違いない。

そう言った際に閉じられるのがFTPサービスだ。もし開いていたとしても万人向けのサービスではなくなる。指定された接続元からのアクセス以外認めなくなるような閉じ方をする場合が殆どだ。更にパスワードが暗号化されずにネットワーク上を流れてしまう事からもセキュリティ上の問題はある。

もしあなたがそういう状況で外部からファイルをアップロードまたはダウンロードしなければならない時、SSHが使えるのであれば答えはある。それが本日紹介するオープンソース・ソフトウェアWinSCPだ。

WinSCPはSSHを利用したファイル転送、SCPについてGUIアプリケーションで簡単に利用できるようにしてくれるソフトウェアだ。毎回長いコマンドを書き続ける手間が無くなるのは楽な事この上ない。

SCPの良い所はSSH上で利用するコマンドが実行できる事だ。FTPでは面倒なファイルの移動などがコマンドで出来るのは便利だ。FTPに比べると馴染みが浅く、ちょっと面倒な印象があるSCPであるが、GUIアプリケーションである事、コマンドが使える事でWinSCPが普及に一役買ってくれるのはなかろうか。

WinSCP関連サイトはこちら(日本語公式サイトはこちらから)

http://winscp.sourceforge.net/eng/