TTBase

整理と管理

ブレーク・ウィンドウ理論と言う考え方がある。私の大好きな理論だ。単純に言えば、一部の乱れを許容する事が更なる乱れを呼ぶ、と言う事だ。常に整理整頓を心掛けておく必要があり、少し「これくらいなら…」と妥協を許すと一気に汚れてしまうものだ。

そこまで大げさなものではないが、時々見かけるPCのデスクトップで書類の散乱した状態、多数のサービス、凄まじい数の常駐アプリケーション、インストールされたプログラムの数等など…がある。そしてPCが重い、遅い、不安定と相談がきたりする。基本は整理整頓、同じ事だ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはTTBase、常駐アプリケーションを取りまとめるインタフェースを提供しているソフトウェアだ。自分のPCについて確認してみると12個…多い(二つは何故か消す事が出来ない)。整理はしているのだが、もっと整理可能だろう。

Windows XPになってから、タスクバーの普段使っていない(とされる)ものについては普段は表示されなくなってしまった。見た目はシンプルになって良いのだが、無駄なアプリケーションが走っていても分かりづらくなっている。チリも積もれば…と言う、掃除はきちんとしておくに越した事はない。

既に作成されているプラグインを見ると、なかなか面白そうなものも多い。且つ、今使っている中で似たようなものがあれば二つをまとめて一つにしてしまう事も出来る。整理と管理が同時に行えるわけだ。

PCと言うのはオフィスのミクロ版だ。そこには必要な書類、アイディア、メール全てが入っている。PCの整理とはオフィスの整理でもある訳だ。常日頃から整頓を心掛けつつ、使って欲しい。

http://ttbase.sourceforge.jp/