SheepShaver

ノスタルジック・エミュレータ

SheepShaver ロゴ

ついこの間、大阪は心斎橋にアップルコンピュータの直営店がオープンした。その少し前に発売されたiPod Miniを求めて多くの人々が殺到したらしい。

常に時代の最先端をいくアップルコンピュータ。スティーブ=ジョブズの復活から始まって、iMac/G3・G4・G5/Mac OSX/iTune等など、次々と人々を魅了する商品を発表してきた。アップルコンピュータは他のメーカーと違い、ハードウェアとソフトウェア双方の開発を一手に行っている。そのお陰で昔から他のOSを利用している人たちは苦い思いをしてきたのだ。

最近はだいぶOSによるアプリケーションの依存が薄くなってきている。Adobe系のソフトウェアだって、元々Macintosh専用だった歴史があるのだ。それは現在はないのだが、アップルコンピュータが作るものはまだまだ専用が多い。残念でならない。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはSheepShaver、Linux上で動作するMacOSエミュレータだ。元々Power PC用だったが、for x86版もあるようだ。Linux向けであるのは変わらないが、随分裾野が広くなっている。

Mac OS8など、既に過去のものになりつつあるが、画面を見ると非常に懐かしい。マウス一つによる、直感的な操作感も良い。もう5、6年前のものになると思うが、未だに色褪せていない感じがする。

SheepShaverはノスタルジックな気分にさせてくれる。オールドMacintoshはLinuxの中で復活しようとしている。

http://www.uni-mainz.de/~bauec002/SheepShaver.html