Putty

複合ターミナル環境は如何ですか

IT技術者であれば、Linuxに触れた事がない人はまずいないだろう。Linuxと言えば、Shell操作が基本だ。Shellの操作が出来なければ、GUIのみの操作になる。しかしこれではLinuxのLinuxたらしめる意味がない。

特に社内、社外のサーバもネットワークに繋がっている現在であればクライアントPC(これは殆どがWindowsだろう)からサーバに接続する場合が多いはずだ。Linuxについて、GUIで無ければ出来ない作業は殆ど(昔、あったなぁ)ないはずだし、いざ必要な場合でもRealVNCで片付いてしまう。そう考えるとLinuxを触る技術者にとって、リモートコントロールの環境はかなり重要なポジションになっているはずだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはPutty、Telnet/SSHクライアントソフトウェアだ。私が今現在利用しているソフトウェアでもある。過去にはTeraTermをずっと使っていたのだが、クライアント側での設定が容易なPuttyに流れ着いてしまった次第だ。

Puttyが便利だと思えるのは日本語表示が問題なく行える事だろう。また、利用した事はないが自動ログインも出来るらしい。更にpscp、psftp等の付属アプリケーションを利用する事でファイル転送すらこなしてしまう。ターミナルのみならず、複合的な環境として見られるソフトウェアだ。

さて、実際に使っている感想であるが、活用度が低いかも知れない。と言うのもターミナルとして使えれば十分なので、それ程カスタマイズも他のアプリケーションも利用していないのだ。勿体無い反面、そのような手をかけなくとも十分活用できるところに価値があるとも言える。

ターミナルはシステム操作を行う上で手放す事が出来ない。そのためにもまず、色々なターミナルソフトウェアを試し、自分の手にしっくりくるものを選択して欲しい。

※リンク先が間違っておりました。修正済です。

http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/