Ohioedge CRM
Ohioedge CRM
真の顧客志向とは
オープンソース・ソフトウェアはビジネスに特化したものが極端に少ない。OSやデータベースがあるにも関わらず、ビジネス上で(のみ)利用されるアプリケーションになると情報量が激減する。
これはオープンソースと言う考えがビジネスから切り離されているからだろう。ある意味趣味、片手間でオープンソース・ソフトウェアを手掛けている人にとって、実際の仕事でも作っているようなものを作成する事は何の意味も持たない。趣味であれば楽しいものを作りたいではないか。
そう考えるとOS、データベース、言語などはたまたまビジネスと趣味のベクトルがぴたり合った、偶然の賜物であるのかも知れない。利用する側としては、オープンソース・ソフトウェアは特別な場合を除いて、そう言うものなのだ、と言う意識は忘れずに取っておきたい。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはOhioedge CRM、そう言った状況の中非常に珍しいと言えるCRMに関するオープンソース・ソフトウェアだ。
CRM、カスタマー・リレーションシップ・マネジメントと言う言葉自体は三年位前から流行り始めただろうか。幾つかの企業では導入して業績を伸ばしたが、その流行に便乗した数多の企業では明確な戦略も方向性もなく利用される事無くお釈迦になったケースを多数見てきた覚えがあるソリューションだ。
顧客志向、なんて言うと聞こえは良いのだが実際にそれが出来ている企業は少ない。そして顧客志向とは概念であって、ソフトウェアが必須な存在ではないはずだ。ましてや数千万の資金を投入しなければ得られないものではない。出来る所はエクセルだけでも出来ている。
Ohioedge CRMはオープンソース・ソフトウェアだ、一度駄目元ででも試してみては如何だろうか。真のCRM、顧客志向に目覚めた人にはきっと力を貸してくれるはずだ。