tDiary

和製ブログツール

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2003年春頃から始まり、日本では年末くらいから流行り始めたブログは未だに熱が冷める様子がない。当初こそ物珍しさでとりあえずやってみると言うケースはあったが、それが落ち着いた今、レベルの高いブログが日々交信されている状況のようだ。

さて、そんなブログではあるが基本として何らかのツールを用いて作成される事が多い。ブログの基本ともなっている、トラックバック・ping・RSS、それにコメント等を実現しようと考えると致し方が無い。また、内容に集中して、面倒なデザインなどはツールに任せる事で手間を削減できると言う意味合いもある。

ブログのツールとして筆頭に挙げられるのは「MovableType」だろう。その次は大体似通って「WordPress」「blosxom」「Nucleus」等が挙げられる。有名どころは海外製のものが多いようだ。

海外製が多い要因はやはりブログ自体が海外生まれである事が大きい。しかし、昔から日本人は日記をインターネット上に公開してきた。日記+αがブログであるならば、ブログに近いものはずっと続けていたはずなのだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはtDiary、日本製のブログツールである。tDiaryはrubyで作成されている。ruby自体が和製なので、相性が良い(?)のだろうか。

先に挙げた基本機能は実装されているので、ブログツールとしての採用は問題なさそうだ。また、リンク元を表示したり、プラグインによって機能拡張する事もできる。しかし一番ありがたいのは日本語にデフォルトで対応している事だろう。

最近、企業の幹部がブログを公開する事がある。企業状況をブログを通じて伝える事で、採用についてプラスに転じる事があるらしい。また、企業内部の透明感を出すのにもきっと役立つはずだ。もし企業ブログを始めようとお考えであれば、是非導入を検討されたい。

http://www.tdiary.org/