Slashster
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オープンな交友関係
2003年末位から話題に持ち上がりはじめた、ソーシャルネットワーキング。新しいネットワークの形と言えるかも知れないこれは、友達を紹介して参加者を募っていく形で規模を拡大化している。
不特定多数と言う混沌としたインターネットの世界に、人と人との繋がりと言う特定多数と言う考え方を持ち込んだ所が斬新だ。現在、幾つものサービスが乱立している状態ではあるが、これが3、4つくらいに集約されれば更にサービスの成長、新たな可能性が見えてくるだろう。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはSlashster、ソーシャルネットワーキングをオープンソースで実現しているソフトウェアだ。
オープンソースである事は何がメリットだろうか。それはソーシャルネットワーキング自体をメインサービスではなく、インフラ化できる可能性があると言う事だ。これを踏み台として何が提供できるのか、探る必要が出てくる。
ソーシャルネットワーキングは交友の場、紹介の場であるから、その信頼関係の情報を何に活かす事が出来るかは慎重に考える必要があるだろう。しかし、サービスが乱立してくれば当然次のステップを考える必要が出てくる。その際、サービス自体はオープンソースとして普及してしまえば、メンテナンスは随分楽になる。
ソーシャルネットワーキングは時々出会い系と混同されてしまう場合がある。しかし、不特定多数ではなく特定多数の出会いであって、そこには恋愛としての出会いだけではなく、ビジネスとしての出会いも十分含まれている。人と人の繋がり、多重化する事で次なるサービスが創出されようとしている。