SlashCode

全てはアレゲな人のために…

SlashCode ロゴ

日々チェックしているWebサイトは皆さんお持ちだと思う。私は例えば日経、毎日新聞、CNET、@IT、CNN…等などを巡回している。やはりニュース系のサイトが多くなるのは、毎日の更新が当たり前になっているからだろう。

さて、そんな毎日チェックしているサイトの一つがSlashdot Japanだ。アレゲと呼ばれる秋葉系やコンピュータオタク系の人々が寄り集まってその系のニュースについて語り合うのだ。ニュース内容も一風変わっているが、交わされる意見も変わっていて非常に面白い。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはSlashCode、前述のSlashdot Japanを構築しているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)だ。

SlashCodeは昔からあった、CMSの先駆者で、後に開発された様々なCMSに対して大きな影響を与えている。インストール後のウェブ上での管理システムやユーザ管理機能、日記・ニュースシステムにそれに対するコメント等様々な機能が盛り込まれている。

特徴的なのはモデレーション機能と呼ばれるコメントに対しての評価付けだろう。それによってしきい値が設定され、不要なコメントをフィルタリングする事が出来る。大規模なサイトになれば荒らし等も多く、効果的に抑制が出来るようになっているのは流石アレゲな人を対象としているサイトならではだ。

Slashdotは、オープンソース・ジャーナリズムと言われる、自由な議論と報道の文化を広めることを目標にしている。確かにその精神はSlashCodeの中でも十分に感じる事が出来る。オープンな議論をオープンソースの中で語らう。そのためであればSlashcodeはきっと力になるはずだ。

http://www.slashcode.com/