サクラエディタ

高機能テキストエディタ

今まで何度も何度も言っている通り、自分に合ったテキストエディタは必ず探し出して欲しい。様々なテキストエディタを試し、合っていないと思えば次を試す、その繰り返しを続けて欲しい。

何故ならば、テキストはコンピューティングの基本だからだ。あなたがコンピュータに触れる時、テキストを書かない日などないのではないだろうか。メール、検索、メモ書き、グループウェア、プログラミング…何にせよ文字は書かれているはずだ。

コンピュータの基本は、効率化にあったはずだ。それまで非常に時間を費やしていた手作業での手間をコンピュータ上で行う事で再利用性、作業時間の短縮を可能にし、人間は創出する作業に時間を利用する事が出来る。それなのに基本であるはずのテキストエディタがメモ帳のままなのが残念でならない。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはサクラエディタ、日本製のテキストエディタである。SDI系の(ファイルを開くたびに新しいウィンドウが立ち上がるタイプ)テキストエディタなのだが、タブ表示にするとMDI風のテキストエディタになる、変わったエディタだ。

ちょっと触ってみた感じでは、基本機能は私が普段使っているxyzzyと殆ど差異がなさそうだ。寧ろ、キーバインドが特殊でない分、サクラエディタの方がお勧めかも知れない。

基礎機能だけでもかなり豊富だ。アウトライン解析、ディレクトリ単位のgrep、文字種変換、矩形コピー、画面分割等など…。はっきり言って多すぎて把握しきれない位だ。

高機能であるがために、尻込みしてしまう可能性はある。だが、使わない機能は使わなければ良いだけの話だ。何となくメモ帳がメインのままになっているのであれば、是非導入を検討されたい。

http://sakura-editor.sourceforge.net/