FreeBSD
FreeBSD
古参Unix
最近流れたニュースで、Sun Microsystemsは近い将来Solarisをオープンソース化すると発表した。これは世界中で物議をかもし出している。当然、喜ぶ声のほうが多いのは確かだが、SCOとのライセンス契約が問題になるであろうと言う予測の声も少なからずある。
いずれにせよ、個人的には歓迎である。出来るか出来ないかは別として、ああ言う大企業がオープンソース戦略を取る事自体喜ばしい事である。さて、それを受けて本日は古参のオープンソース・ソフトウェアを紹介したい。
紹介するオープンソース・ソフトウェアはFreeBSDだ。知らない人は殆どいないと思われる中での紹介はいささか気後れする部分があるのだが、時流に乗っての紹介としたい。
FreeBSDはNate Williams、Rod Grimes、Jordan K. Hubbardの3氏によって開発されたUnix互換のOSで、セキュア且つ堅牢なOSとして知られており、インターネットプロバイダのシステム等で採用されるケースが多い。
実際、Netcraftが2004年に調査した結果の最も安定したホスティング企業ベスト10の中、4つがFreeBSDになっている。残り4つがLinux、2つがWindowsだ。十分優秀である事が分かっていただけると思う。
更に、FreeBSDはこれに満足する事無く、常に開発が進められている。安定したUnixベースのOSが次に何を打ち出すのか、興味が尽きない。