システムの処理フローなどはチャートで書いた方が分かりやすい場面が多いですが、ドローイングツールを使って書くのは意外と面倒です。一度書くのはいいとしても、後で変更する手間は大きかったりします。 そこで使いたいのがditaaです。アスキーアートから画像の図を生成してくれます。

ditaaの使い方

例です。アスキーアート版はこちら。

----+  /----\  +----+
    :  |    |  :    |
    |  |    |  |{s} |
    v  \-=--+  +----+

変換するとSVGになります。

より細かい例です。

    +--------+   +-------+    +-------+
    |        | --+ ditaa +--> |       |
    |  Text  |   +-------+    |diagram|
    |Document|   |!magic!|    |       |
    |     {d}|   |       |    |       |
    +---+----+   +-------+    +-------+
        :                         ^
        |       Lots of work      |
        +-------------------------+

こうなります。

日本語を使うと微妙にずれてしまいました。

ditaaを使うことで、アスキーアートで記述した図がビジュアル化されます。日本語を使う場合にはずれを調整しないといけないかも知れません。テキストであれば専用のツールはいらないので、編集は容易になりそうです(複雑な図はアスキーアートの方が編集に時間がかかりそうですが…)。

ditaaはJava製のオープンソース・ソフトウェア(LGPL)です。

stathissideris/ditaa: ditaa is a small command-line utility that can convert diagrams drawn using ascii art (‘drawings’ that contain characters that resemble lines like | / - ), into proper bitmap graphics.