Web上で写真を表示する際のフォーマットとして、今はJPEGが主流です。GoogleはWebP、AppleはHEICフォーマットを次世代のものとして使っていますが、ベンダーロックのせいか、デファクトにはなっていません。 そんな中、JPEGから22%ほどロスレスで圧縮できるフォーマットとしてJPEG XLが登場しています。そしてBrunsliはJPEGからJPEG XLを生成できるソフトウェアになります。

Brunsliの使い方

JPEG LXは名前こそJPEGですが、既存の画像ビューワーでは開けません。

変換した限りでは、確かに2割ほどサイズが軽減できました。BrunsliはCLIもありますが、C++/Node.js/WASM/Python/Javaといった言語からのバインディング、さらにNginxやApache用のモジュールも開発されています。

BrunsliはC++製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

google/brunsli: Practical JPEG Repacker