BASICという言語を一番最初に触ったという人は多いでしょう(筆者もそうです)。言語として便利だったかはともあれ、ビギナーには使いやすい言語だったのは間違いありません。いきなりJavaScriptは難しくても、BASICだったら利用できそうです。 そこで使ってみたいのがWWWBasicです。Webブラウザ上で動作するBASICです。

WWWBasicの使い方

例えば以下のような記述をします。

PRINT "Hello World!"
FOR i = 1 to 10
  PRINT "Counting "; i
NEXT i

Canvasを使って出力されます。

右側にBASICのコードが書かれているのが分かります。

カーレースゲームの場合、行数まで書かれています。

スライドショーもWWWBasicで作られています。

WWWBasicはBASICを記述し、それをJavaScript上で解釈して実行しています。結果はHTMLではなくCanvasで出力され、文字列はもちろんピクチャも出せるので簡易的なグラフやゲームも作成可能です。このWWWBasicをGoogleが作っているという点も見逃せません。

WWWBasicはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

google/wwwbasic: WWWBasic is an implementation of BASIC (Beginner’s All-purpose Symbolic Instruction Code) designed to be easy to run on the Web.