未だにシステム開発時にCSVファイルを扱うことは多いです。テキストエディタで見ても分かりづらいので、大抵はExcelなどの表計算ソフトウェアで閲覧します。しかし数字や日付を自動変換されてしまってイライラした経験がある人は多いはずです。 そこで使ってみたいのがcsviewerです。CSVを閲覧するためのコマンドです。

csviewerの使い方

基本は -p でCSVファイルを指定します。そうすると罫線付きで分かりやすく表示されます。

$ csviewer -p /path/to/data.csv 
+------+------+--------+
| NAME | FLAG | NUMBER |
+------+------+--------+
| hoge | true |    123 |
| fuga | true |     10 |
+------+------+--------+

-c オプションで表示するカラムを指定できます。

$ csviewer -p /path/to/data.csv -c name,number
+------+--------+
| NAME | NUMBER |
+------+--------+
| hoge |    123 |
| fuga |     10 |
+------+--------+

-f で条件を指定してフィルタリングもできます。

$ csviewer -p /path/to/data.csv -f 'number > 100'
+------+------+--------+
| NAME | FLAG | NUMBER |
+------+------+--------+
| hoge | true |    123 |
+------+------+--------+

表示するカラムを制限したり、フィルタで目当てのデータを指定できるのはとても便利です。表示する行数も決められるので、大量なデータであっても一部を確認することができます。プログラマがCSVファイルを素早く確認するの使えるでしょう。

csviewerはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Konboi/csviewer: csv viewer command