開発していてちょっとしたコードをメモしておきたいと思うことが多々あります。そういったコードはどこに残しておくでしょうか。万一見られても問題ないものであればGitHub Gistが使えますが、自社やクライアントのシステムに関係するものだとおいそれと外部サーバに書き記せないでしょう。 そこで使ってみたいのが社内用のスニペット管理システムです。今回はRuby on Rails製のCoderVaultを紹介します。

CoderVaultの使い方

こんな感じでコードを書きます。書く場所は単なるテキストエリアで、ハイライトなどはありません。基本的には貼り付けるだけなので大丈夫かと思います。

書いたコードは一覧で表示されます。

詳細です。Add Snippetという機能があるのですが、新しいスニペットは追加できませんでした。

CoderVaultはまだ作られ始めたばかりで機能が幾つか足りていない可能性があります。しかしごく基本的な部分はできているので、後は自分たちでカスタマイズしても良さそうです。社内用のスニペットであれば、CoderVaultのようなスニペットサーバを立てて使うのはいかがでしょう。

CoderVaultはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

codervault/codervault: An Open Source, Self-Hosted, Snippet Manager