さっとメモをとりたい場面って多いですよね。ミーティング中、コーディング中、移動中…などなど。メモ帳を開いて内容を書いて閉じて…などとやっていたら今まで行っていた作業を忘れてしまうでしょう。 そこで使ってみたいのがworqueです。一瞬でメモをとれ、かつそれを共有できてしまうソフトウェアです。

worqueの使い方

worqueはRubygemsでインストールできます。

gem install worque

そして最初にメモの保存場所を環境変数で定義します。

export WORQUE_PATH='/path/to/your/notes'

後はコマンドを実行するだけです。

worque todo

で今日のメモとしてファイルが作成されます。エディタに渡す場合は、

emacs $(worque todo)

のようにすると良いでしょう。これ自体をエイリアスコマンドにすることが推奨されています(todoなど)。

メモは –for yesterday と指定することで昨日の日付でメモが作成できます。他にも –append-task “Your task” と指定することでタスクを追加して終わることもできます。タスクだけならエディタを立ち上げる必要もありません。

メモをとったら、後はpushコマンドでSlackに飛ばせます。この際には SLACK_API_TOKEN として環境変数にSlackのトークンをセットする必要があります。

worqueを使えばさくっとメモをとって作業に戻るといったスタイルが簡単に実現できます。Dropboxなどに保存しておけばいつでもどこでも確認できるようになるでしょう。

worqueはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

huynhquancam/worque: Manage your daily notes like a bosssss