Slackはフローなサービスなので、日々蓄積されていくメッセージやデータに対してあまりメンテナンスをかけようと思わないでしょう。その結果、テンポラリで作られたチャンネルや、大量の添付ファイルに埋もれていきます。 そうしたムダなデータを掃除してくれるスクリプトがSlackpoliceです。面倒なクリーンアップを自動的に行ってくれます。

Slackpoliceの使い方

SlackpoliceはSlackのAPIトークンをつけて実行します。以下の場合は誰もいないチャンネルをアーカイブします。

$ slackpolice archive --api-token=xoxp-481...a4

さらにファイルの削除機能もあります。

$ slackpolice remove_files --api-token=xoxp-48..a4
deleted: 2016-05-10 11:11:32 +0900 aaa.md
deleted: 2016-05-06 18:32:01 +0900 bbb.md
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ヘルプは次のようになっています。

$ slackpolice help
Commands:
  slackpolice archive --api-token=API_TOKEN       # archive no members channels
  slackpolice help [COMMAND]                      # Describe available commands or one specific command
  slackpolice remove_files --api-token=API_TOKEN  # remove expired files

Slackpoliceが提供する機能は数多くありませんが、これをベースに拡張していくのも良さそうです。Slackを使っていて余計なデータが邪魔して欲しい情報が見つからなくなってきたという時には出番かも知れません。

SlackpoliceはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

muramasa64/slackpolice