Markdownエディタは世の中に多数存在します。その多くは2ペイン構成になっていて、左側でテキストとして編集し、右側にHTML化してプレビューが表示されるようになっています。この構成はよくあるものでしょう。 Abricotineは異なる作りで、1画面構成になっています。そしてインラインでプレビューが展開されるのが特徴です。

Abricotineの使い方

Abricotineの画面です。

スペルチェッカーが組み込まれています。日本語と英語を混在で入力するとフォーカスがずれてしまいます。

通常のMarkdown記法はハイライト表示されます。

GitHub風にタスクを入力すると自動的にチェックボックスになります。

さらに画像をドラッグ&ドロップします。最初はパスが表示されます。

しかしフォーカスが外れると画像がインライン表示されます。

見出しも適切な大きさで表示されます。

Abricotineは執筆時点では日本語入力時に若干の問題がありそうですが、画像やタスクのインライン表示や数式の埋め込みにも対応しているなど大きな魅力が感じられます。特に2ペイン構成が一般的だった中で、WYSIWYGに編集できる魅力は大きいでしょう。

AbricotineはWindows/Mac OSX用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Abricotine markdown editor brrd/Abricotine: A markdown editor with inline preview