タスク管理にはリマンインダーが付いているものが多いです。タスクを登録するだけでなく、必要になったタイミングで通知してくれることで思い出したり、作業をはじめることができます。 rmdrはそんなリマインダー部分だけを取り出したソフトウェアになります。面白いのはCLIで動くということでしょう。

rmdrの使い方

rmdrは例えば次のように使います。meというのは通知先の指定です。

$ rmdr me get coffee -in 1min

登録したタスクを確認することもできます。

$ rmdr list
┌────┬────────────┬─────┬────┬─────┬───┬─────┐
│ id │ message    │ min │ h  │ dom │ m │ dow │
├────┼────────────┼─────┼────┼─────┼───┼─────┤
│ 0  │ get coffee │ 26  │ 11 │ 7   │ 2 │ *   │
└────┴────────────┴─────┴────┴─────┴───┴─────┘

そして時間になるとブロードキャストでメッセージが届きます。

Broadcast Message from nakatsugawa@macbookpro.local                            
        (no tty) at 11:26 JST...                                               
                                                                               
rmdr: get coffee                                                                               

時間の指定はもっと細かく、様々な形式で用意されています。

rmdr me get coffee -in 10min
rmdr me project is due -date jan 30 # same time on january 30th
rmdr me get lunch -time 12:30
rmdr me work out -every 7am
rmdr me do something -every friday -time 3pm
rmdr me do something -date tomorrow

ブロードキャストを使うので、登録したコンソールだけでなくメッセージが受け取れます。みんなで使えばmeだけでなく他のユーザを指定することもできるはずです。

rmdrはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

mkaminsky11/rmdr: Quickly make reminders in the terminal