コンピュータは実際のものをそのままに表現するのは得意です。3pxの線を引けば3pxになりますし、マウスで辿った通りに正確に線が引けます。逆に人が書いたようにちょっと乱れた感じというのは苦手です。 今回は画像をほんの少し崩した感じ、イラストっぽい雰囲気に仕上げてくれるライブラリcomic.jsを紹介します。

comic.jsの使い方

comic.jsを使った一例です。右側のオブジェクトに対して、左側のは若干崩れた線なのが分かるでしょうか。

他にもこんな感じ。右側は手描きイラストっぽい雰囲気になっています。

正確なのも良いですが、こういう風に仕上がるのも面白いですね。

堅苦しいグラフもファジーに。

ここまで細かくなると線の乱れで見づらくなるでしょうか。

comic.jsは既存の画像を取り込んで自動的にイラスト風(ライブラリ名からいくとコミック風に)してくれます。ほんの少し人の温かさが感じられる面白いライブラリです。

comic.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

balint42/comic.js