Wagtail CMS - デベロッパーによるデベロッパーのためのDjango CMS
各種フレームワーク向けにCMSは存在すると思いますが、DjangoはプラグインとしてのCMSはあっても単体としてCMSを提供するシステムがあまり多くない印象があります。自作のDjangoアプリケーションにCMS機能を追加する場合はそれで問題ありませんが、逆にCMSをベースに拡張したいと思う時には不便です。 今回はそんな中登場したDjango製CMS、Wagtail CMSを紹介します。デザイン性に優れた格好いいCMSです。
Wagtail CMSのインストール
今回はWagtailのデモ版を試してみます。Vargrantで配布されていますのでセットアップの手間いらずです。
git clone https://github.com/torchbox/wagtaildemo.git
cd wagtaildemo
vagrant up
vagrant ssh
# SSHで接続後、
./manage.py createsuperuser
./manage.py runserver 0.0.0.0:8000
これで準備は完了です。後は http://localhost:8111/ がユーザ画面、 http://localhost:8111/admin が管理画面になります。
Wagtail CMSの使い方
まずはユーザ向けの画面から見ていきます。
続いて管理画面です。
Wagtail CMSの特徴は美しいUI、軽量で高速、開発はアジャイルに行われているとのことです。さらに純粋なDjangoアプリケーションであり、Djangoが動作する環境であればポータブルに移動させても問題ないとのことです。
Wagtail CMSはDjango/Python性のオープンソース・ソフトウェア(BSD License)です。
Wagtail CMS: a fresh take on content management torchbox/wagtaildemo torchbox/wagtail