バイナリは実行時にこけてしまったのですが、とても気になるのでご紹介。 最近自動テストとスクリーンショットを組み合わせた試みが幾つか出てきています。つまりブラウザを自動操作してテストしつつ、それぞれの場面をスクリーンショットに保存することで振り返りを容易にするイメージです。 Rubyを使ってSeleniumライクにブラウザのテスト(操作)が行えるWatirと組み合わせて使えるスクリーンショット取得ソフトウェアがsnapItです。

snapItの使い方

基本的にWatirと組み合わせて使います。

require "watir"
test_site = "http://www.90kts.com"
ie = Watir::Browser.new
ie.goto test_site
ie.link(:text, "Contact").click
cmd = 'D:\\snapit.exe D:\\images\\testsuite.png'
puts %x{#{cmd}}

のようなコードです。恐らくアクティブになっているIEのスクリーンショットを保存してくれるのだと思います。C#.NET 2.0で作られており、XPであれば動くと思いますが、配布されているバイナリではWindows 7 64bitで動作しませんでした…。

cmd = 'D:\\snapit.exe D:\\images\\testcase.png firefox'
puts %x{#{cmd}}

のようにすることでfirefoxのプロセスにアタッチもできます。

テストツールと組み合わせると面白い使い方ができそうです。

snapItはWindows用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

90kts/snapIt