VegetaはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

HTTPの負荷テストツールは幾つかありますが、今回は最も新鋭と思われるVegetaを紹介します。コマンドラインで動作するのでインストールも簡単ですぐに使い始められます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 9.33.04_thumb.1376910345.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 9.33.04.1376910345.png)
オプションです。基本的にはアクセス先のURLをファイルに記述するのみです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 9.35.34_thumb.1376910349.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 9.35.34.1376910349.png)
実行例。デフォルトで10秒間に500リクエスト行います。

アクセス先のURL指定はメソッドとURLを指定します。GETはもちろんPOSTやHEADアクセスによる負荷も計測可能です。レポートはテキストの他、SVGでの出力もできます。VegetaはGoで作られており、Goのプログラム中でライブラリとして呼び出して使うこともできます。

MOONGIFTはこう見る

WebサービスがメディアであればGETリクエストが最も多くなります。コミュニティサービスであればGETはもちろんですがPOSTも20%くらいは占めるのではないでしょうか。GETに対しては割合対策がとられますが、POSTに対しては弱い時が多く見られます。

投稿系に対しても特に急がないのであれば非同期にしてしまったり、事前の入力エラーをJavaScript側でも行うことでレスポンスを高めたり、アクセス頻度を下げることができます。特に問題なく動いているWebサイトも負荷テストを行うと意外な脆さが見えてくるので面白いです。

vegeta - GoDoc

tsenart/vegeta