LiveDiagはMac OSX用のオープンソース・ソフトウェア(BSD License)です。

Markdownは普及したテキスト記法になっていますが、物足りないと感じることも多いのではないでしょうか。有志による拡張もされていますが、今回はMarkdownエディタにブロック図生成機能を追加したLiveDiagを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-05 10.57.46_thumb.1375792410.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-05 10.57.46.1375792410.png)
メイン画面です。左側がエディタ部、右側がプレビューになります。実際にブロック図を表示するためにはblockdiagなどをインストールする必要があります。


ブロック図の例。波括弧でくくられた部分が変換されています。


シーケンス図。より複雑な描画もできます。


アクティビティ図。システムとユーザの関係性などを表現するのに最適です。


ネットワーク図。ブロックで表される簡単な図ですが、構成を表現するなら十分でしょう。

LiveDiagでは波括弧+図の種類を指定することで各ソフトウェアに渡すパラメータが生成されて図を描くようになっています。開発ドキュメントなどではこの手の画像をよく使いますので手元においておくと便利そうです。

MOONGIFTはこう見る

MarkdownはWikiのようにどんどん拡張されていくということがないように見えます。Markdownのパーサ自体でもそのような機能が実装されていないのもありますが、良くてもWikiのブラケットネームくらいのサポートしかありません。

今後Markdownの利用が進んでいけば、確実にさらなるニーズが出るように思います。プラグインに対応したMarkdownパーサを使い、サードパーティーがどんどん拡張できるようになればきっとニーズを掴めるはずです。

dataich/LiveDiag