PreprosはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

今はHTMLやJavaScript、スタイルシートを素のまま書くのではなく、別な記法を使ってそれぞれファイルを生成するタイプが人気です。しかし更新するたびに生成し直すのは非常に手間です。そこで使ってみたいのがPreprosです。


メイン画面です。ここにフォルダをドロップします。


フォルダをドロップすると、その中にあるファイルがコンパイル対象として認識されます。扱えるのはLess/Sass/Scss/Stylus/Jade/Coffeescript/Haml/Markdownと数多いです。


拡張子は自動認識されます。後はファイルを更新すれば自動的にファイルを生成してくれます。


設定です。自動生成を止めることもできます。


オプションです。拡張子を変更することもできます。

PreprosにはビルドインのHTTPサーバも組み込まれています。多彩な記法に対応していますので、PreprosさえあればJavaScriptやスタイルシートの作成がとてもスムーズになるのではないでしょうか。

MOONGIFTはこう見る

個人的には最近、JavaScriptの開発ではCoffeeScriptを経由することが増えています。スタイルシートはScssを使って書くことが多いです。Hamlはあまり使っていませんが、Markdownはとてもよく使っています。まさに個人的にはこれで十分、と言えるソフトウェアです。他のツールを用意しなくて良いというのはとても分かりやすいです。

この手の記法を使う利点としては、一つのフォーマットに沿っておくことで今後コンパイラー次第でさらに性能が上がる可能性を秘めているというのがあります。特にHTML/JavaScript/CSSは冗長的で、ある程度ミスしても通ってしまうのが利点でもあり欠点でもあるので、ラッピングしてくれる記法を使うことで見通しの良い統一感のある状態に保てればメンテナンスもしやすくなるのではないでしょうか。

Prepros :: Compile Less, Sass, Scss, Stylus, Jade, Coffeescript, Haml and Markdown with live browser refresh.

sbspk/Prepros · GitHub