紙で作ったスリットを使ったアニメーション作成「animbar」 // MOONGIFT Archived

animbarはスリットを使った紙ベースのアニメーションを制作するソフトウェアです。

紙でアニメーションと聞くとパラパラ漫画を思い浮かべますが、今回はスリットを使った面白いアニメーションを紹介します。そして、それを作成できるソフトウェアがanimbarです。

メイン画面です。

画像を追加します。全て同じ大きさでないといけません。

できあがりました。

実際にスリットをあてたデモもあります。スライダーを動かして表示を確認できます。

スリットだけの画像もダウンロードできます。

animbarは複数の画像の異なる部分だけを抽出し、それをスリットとして並べることでアニメーションを実現しています。黒い部分は脳が補完してくれるので、ちゃんと動いているように見えるのが面白いです。

animbarはWindows用のオープンソース・ソフトウェア（GPL v3）です。

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道路に立体的な絵を描いて、指定された場所から見ると穴があったり、飛び出して見えたりするアートがありますが、最近ではあれもプロジェクタを使って図面を投射し、それにそって描くようになっています。リアルな造形物に対してコンピュータを組み合わせるというのは面白い試みです。

結果としてリアルに出力されるものであっても、コンピュータ上で仮に出力したり、プロジェクタを使って投影するようにすれば何度もやり直しができます。そういった視点で現実のものを見ると、コンピュータを使って面白い創作ができるかも知れません。