開発者用。Windowsで使えるパッケージ管理「Chocolatey NuGet」
Chocolatey NuGetはWindows用のapt-getというべきパッケージ管理ソフトウェアです。
Windows8ではアプリストアができましたが、まだまだソフトウェアの数は多くありません。もっともっと必要なソフトウェアがたくさんあります。それらを旧来の方式でインストールするのはもうやめて、Chocolatey NuGetを使ってパッケージ管理してみましょう。
インストール時にはPowerShellが必須です。それさえあればコマンド実行だけでインストールされます。
例えばgitのインストールは“cinst git.install”で完了です。
Rubyをインストールしてみました。自動的にパスも設定されます。
Chocolatey NuGetはまるでapt-getのように簡単に使えるパッケージ管理ツールです。今は775パッケージが登録されており、Gitやテキストエディタ、node.js、Rubyなど主に開発者向けのソフトウェアやライブラリが数多く登録されています。
Chocolatey NuGetはWindows用、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
パッケージ管理はLinux/Unixであればずっと昔から行われていましたが、Windowsではなかなか普及しませんでした。ある意味ではそういったパッケージ登録する時の作法もなく、自由に配布できるというのはWindowsの魅力だったのですが、Windows8以降は話が変わっています。
とは言えWindowsストアでは一般ユーザ向けのソフトウェアが主であり、開発者向けのソフトウェアはあまりないようです。今後、Chocolatey NuGetが人気を集められるかどうかはパッケージ数と開発者同士の利用率によって変わってくるでしょう。個人的にはこういったツールがあった方が開発がスムーズになるのでぜひとも発展して欲しいと願っています。